さつき荘は、1972年（昭和47年）に社会福祉法人県西会により開設された特別養護老人ホームです。介護保険法により、介護老人福祉施設に指定されています。2008年（平成20年）に、茨城県桜川市の新しい敷地にさつき荘の新築工事が完成し、ユニット型個室の介護施設に生まれ変りました。全館平屋建で、全室南向き個室で、南側に庭があります。全館全室に床暖房を設置しました。床暖房は、身体が不自由になった入居者の安全に万全を期するため、自己温度制御機能（Positive Temperature Coefficient特性）を有する半導体床暖房を採用しました。食事は、最新の考え方（HACCP）を取り入れた設計によるオール電化厨房において自前で調理します。浴室は、介護状態に応じた3種類の入浴ができる設備を備えています。介護する者も、勤続年数の長いベテラン揃いで、行き届いたケアを目指して日々研鑽を積み努力しています。
さざんか荘は、1990年（平成2年）に社会福祉法人県西会により開設された介護老人保健施設です。2009年（平成21年）に、さざんか荘の増設工事を行いました。外構工事を行い、さざんか荘への進入道路を拡幅し駐車場を増設しました。建物と設備を改修し、リハビリテーション設備と居住スペースを拡充しました。入所者定員を100名に増員し、通所リハビリテーションの利用者定員を40名に増員しました。さつき荘と連携して、一層充実した介護が実現できる体制が整いました。
